院長ブログ　【国分寺整体からだばらんす】

こんにちは。
院長の池田です。

「親指と腱鞘炎」について。

親指の付け根が痛くなる「腱鞘炎」
演奏家だけでなく、妊娠、出産後や主婦、ラケットを使う競技など、女性に多くみられます。

状態として多いのが、親指が中に入ってしまっていること。

手をパーした時に爪を見ると、親指が内側に入って巻き込まれて全部見えなくなっていたり、左右差があります。

巻いてしまっているというか、掌の方へ寄ってしまっているというか。
斜めになり、爪全体が見えなくなっていると、親指の状態が悪いため、腱に負担がかかり痛み、炎症が起きます。
真っ直ぐではなく、曲がっているので当たって擦れて痛い訳です。

ですので指の位置、ポジションを戻して曲がりを正常にする、腱への負担を減らす事が重要です。

整体や筋膜リリース、運動鍼などで施術すると効果的ですが、やはり普段かかっているストレス、指、手の使い方を直す必要があります。

産後の方などはしびれ、感覚の異常が出ることもあり、注射も打てないのでとても大変。
演奏家の場合は悪化すると死活問題ですので、手のケアには充分に行って下さい。

あと冷やすか温めるかでいうと、私は断然温める派です。痛み、炎症があってもお湯温めます。ちなみに温湿布、冷湿布は唐辛子成分が入っているかだけで、温める・冷やす効果はありません！

貼った時にあったかいの好きか、ひんやりしてる方が好きかで決めて下さい。もちろんケースバイケース、絶対ではないので、判断に迷う方はご相談下さい。