「腹直筋離開」【国分寺整体からだばらんす】

出産後、お腹がポッコリしてスッキリしない原因に腹直筋が離れて開く状態「腹直筋離開」があります。

あまり知られていないため、病院でも

1. 原因が分からない
2. とりあえず腹筋して下さい
3. そのうち良くなります

と曖昧な対応をされてしまうことも・・・

腰痛・内臓下垂・ウエストが戻らないなどの原因になりますので、腹直筋離開、またはそうかもしれないとお悩みの方は、一度国分寺市・小平市・国分寺駅北口近くにある「国分寺整体からだばらんす」にご相談ください。

痛み、不安のない、すっきり気持ち良い毎日を過ごしましょう！

目次

1. 腹直筋離開とは
2. 白線ヘルニアとは
3. 腹直筋離開の症状
4. セルフチェック
5. 腹筋は厳禁

お腹の真ん中で左右の腹筋（腹直筋）をつないでいる白い線の部分（白線）が横に伸びで薄くなり、左右の腹筋が離れた状態です。

以前は妊娠後期、産後数カ月の女性以外にはほとんど見られませんでしたが、最近では産後数年経っている方、妊娠未経験の女性でもあるようです。

原因として生活環境、食事の変化が考えられ、体を使うことが少なくなった現代生活で筋力低下、骨盤がゆるみやすくなっていると考えられます。また腹筋が薄い、弱いなどもともとの体質も影響します。

右の図の真ん中の「白線」に負担がかかり、裂けてしまった腹直筋の下にある臓器が筋肉の間から飛び出した症状です。

ヘルニアとは臓器がはみ出た状態をいいます。

こんな症状は要注意！

• お腹がふわふわ、ぷにゅぷにゅで力が入らない
• 出産後なのにまだ赤ちゃんがいるようなお腹
• 立った時にへそが凹み、下っ腹がぽっこり

当院では３段階で離開している程度をみています。

1. 軽度…　妊娠中期からおへその上下に縦線が出る。産後半年で自然と消える。
2. 中度…　産後３～５日位も妊娠時のようにお腹が出ている
3. 重度…　産後３ヵ月経ってもお腹のふくらみが治らない。特に食後に大きくなる。

中・重度の方は「ぽっこりお腹」とは言えず、妊娠中のように山なりになります。妊娠中に離開が進むとお腹が横に広がり、胎児が横を向く・膝が伸びるなど「丸まった姿勢」ができず、帝王切開になる事もあるようです。

軽度でも出産の時に腹筋が使いにくいため、分娩が進みにくいこともあるようです。

1. 仰向けに寝て、膝を立てる。
2. 息を吐きながらおへそを見るように上体を起こす
3. おへその位置、上、下、の３ヵ所を触る
4. 離開があると指が入る（指の第２関節位まで入る、２本以上入る方は要注意！）

この時、背中や腰、骨盤が痛む時は中止して下さい。また、

• 腹筋が柔らかい
• 離開がある
• お腹が膨らむ
• 会陰部が下がる、膨らむ感じがする

このような症状がある方は腰、骨盤の状態をくわしくチェックする必要があります。

うまくできない時は当院でもチェックできます。お気軽にご来院ください。

【急がないで！腹筋運動はお腹の状態が整ってから】

焦って「腹筋運動」するのは腹直筋離開の可能性のある方はやめてください！

腹直筋離開はケガをしている状態です。筋肉が裂けている、開いているところで腹筋に負荷をかけると、腹筋が修復されません。

むしろ筋肉が固まってしまい、開いたまま、むしろもっと開いてしまうことも。

状態をチェックして腹筋の真ん中がくっついているが経過を見ながらから、少しずつ負荷を増やします。離開のレベルによって変わってきますので、その方にあったケア、エクササイズが必要です。

ご心配な方はご相談下さい。

骨格のゆがみ、ねじれをとることで、全身の筋肉が正しく動きます。そして、血流が改善し、代謝が高まります。そのためシェイプアップ効果も期待できます。

神経・血液・リンパの流れもスムーズになり、むくみ、冷え、不眠、生理痛、のぼせなどの改善をします。自律神経のバランスも整い、睡眠の質もあがり、疲れも取れます。

また骨格が正しくなると内臓も整い、便秘、下痢、ハリ、違和感などの消化器症状にもアプローチできます。

予防医学の観点から、定期的に継続して整体をしています。生活習慣（仕事・家事・スポーツなど）からゆがみ、ねじれる骨格を通院初期は集中して施術、そして間隔を空けながら正しい状態を定着させます。

そして痛みのない、健康で笑顔溢れる生活をサポートします。また日常の生活動作、運動のセルフケア、食事、睡眠のアドバイスも積極的に行っています。

国分寺市・小平市・国分寺駅北口近くにある「国分寺整体からだばらんす」にお気軽にご相談ください。